津液しんえき)” の例文
また、草木は肥料によりて大いに長茂すといえども、ただその長茂を助くるのみにして、その生々の根本をるところは、空気と太陽の光熱と土壌津液しんえきとにあり。
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
女は夢中で女自身の津液しんえきをふくんだ男の口を奪い、刹那、狂奮して顔を烈しくふるわせた。むしゃぶりらう勢いで如海の舌のその奥の根元までを痛いほど吸った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)