“波蘭服”の読み方と例文
読み方割合
ジュパーン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
首領たちも奴僕と何ら選ぶところなく、破れた波蘭服ジュパーンの袖を後ろへ撥ね、あつぱれ剛の者を気取つて、さも分別顔に濶歩してゐる。
彼に新調の波蘭服ジュパーンを著せ、赤い帯をしめさせ、てつぺんだけが粋に青い仔羊皮アストラハンの黒い帽子をかぶらせて、腰に土耳古風のサーベルをつり、片手には鞭を
或る朝はやく、赤い波蘭服ジュパーンを著た、堂々たる恰幅の客が訪ねて来て、ダニーロの安否を問うた。一部始終を聴くと、彼は泣き腫した眼を袖で拭きながら、肩をすぼめた。