“汴”の読み方と例文
読み方割合
べん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明(みん)の末の話である。中州(ちゅうしゅう)に焦鼎(しょうてい)という書生があって、友達といっしょに汴(べん)の上流(かわかみ)へ往ったが、そのうちに清明(せいめい)の季節となった。
虎媛 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
汴(べん)州の西に板橋店(はんきょうてん)というのがあった。店の姐さんは三娘子(さんじょうし)といい、どこから来たのか知らないが、三十歳あまりの独り者で、ほかには身内もなく、奉公人もなかった。