江馬細香えまさいこう)” の例文
星巌の室紅蘭こうらんの書も、扇面や屏風びょうぶなど数点を蔵していること、山陽の女弟子として名高い江馬細香えまさいこう筆蹟ひっせきも幾ふくかを所持していること
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
それよりは、女弟子の江馬細香えまさいこう女史と山陽との古い交誼こうぎこそ問題じゃないか。
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)