江戸川紙えどがわし)” の例文
やがて郵船会社からあてられた江戸川紙えどがわしの大きな封書が現われ出た。倉地はちょっとまゆしわをよせて少し躊躇ちゅうちょしたふうだったが、それを葉子の手に渡して葉子に開封させようとした。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)