“水団”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいとん50.0%
すゐとん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
焼跡に出来たライスカレーや水団すいとんを食わせる店に寄るのが楽しみだった。母はまた怪我人や迷子を収容している建物を尋ねて、弟を探した。けれども、それは徒労に終った。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
おお! その爽やかさ、快よさ! 野良には、此処かしこに焚火の火が燃え、鍋がかけられて、それをとりかこんで髭もじやの刈手どもが坐つてゐる。水団すゐとんの湯気が漂ふ。