“気弱”の読み方と例文
旧字:氣弱
読み方割合
きよわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したがって臆病すなわち気の弱きを矯正きょうせいするには、盲者になったら、あるいはその目的を達するかも知れぬが、むろん我々が気弱きよわを矯正せんとするのは
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
おとなし組の三人は小ツルの言い分にさんせいできないことを、気弱きよわな無言であらわすばかりで、松江を孤立こりつさせようとした小ツルのたくらみはくずれてしまった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
氏は都会っ子的な上皮うわべの強がりは大分ありますがなかなか憶病おくびょうでも気弱きよわでもあります。