民窯みんよう)” の例文
御覧の通り民窯みんようの絵附にはかつて在銘のものは見出せません。署名するが如き縁のない世界で作られているからであります。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
私たちはこれから九州の南端を発して北へと上り、四国を一瞥いちべつし、山陽山陰を廻り、中部の諸国を経て、北国に進み、転々と現在の民窯みんようを訪ねようとするのである。
現在の日本民窯 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)