氏上家うじのかみけ)” の例文
世間の氏上家うじのかみけ主人あるじは、大方もう、石城など築きまわして、大門小門をつなぐとった要害と、装飾とに、興味を失いかけて居るのに、何とした自分だ。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
おい、わけたち。大伴氏上家うじのかみけも、築土垣を引き廻そうかな。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)