母国おやぐに)” の例文
子らにしも父が母国おやぐに、まつぶさに見よとし見せぬ。さて見むと、母の里をも、子ら見よと隈なく行きぬ。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
あがうしほ明るき海のきはうまし耶馬台やまとぞ我の母国おやぐに
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)