残燭ざんしょく)” の例文
朱は陸の相手になって朝まで飲んでいたので、とうとう酔い倒れて案にうつぶせになって睡って、醒めたころには残燭ざんしょくほの暗く怪しいお客はもういなかった。
陸判 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)