死汚しにぎたな)” の例文
ひとりの卑怯者ひきょうものもいなかった。ひとりの死汚しにぎたない者も出なかった。ことごとくみな信長にじゅんじた。外泊していた者まで駈けつけて来て、主君の側に忠誠の枕をならべた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)