トップ
>
武家
>
さむらい
ふりがな文庫
“
武家
(
さむらい
)” の例文
それで、お玉はこの人がお
武家
(
さむらい
)
であるということを知って、いっそう心細いような、心強いような、妙に混乱しきった心持になっていると
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
武「いや不調法な事は
些
(
ちっ
)
ともない、柳番屋の処へ袖乞いに出る娘に
武家
(
さむらい
)
が金子を遣ったんだな」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
是れから
直
(
すぐ
)
に町奉行所へ出て、依田豊前守のお調べに成りましたが、此の
下河原
(
しもがわら
)
清左衞門は人違いか、全く
彼
(
か
)
の毒を盛った
武家
(
さむらい
)
か、是れは後篇に申し上げることにいたします。
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「もしお役人様、ただいま、あなた様方にお目にかかりたいと、一人のお
武家
(
さむらい
)
がこれへお見えになりました。お名前は水戸の山崎譲と申せばおわかりになると申しますのでございます」
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
と話をして居ります処へ
件
(
くだん
)
の
武家
(
さむらい
)
が雪駄でチャラリ/\腰掛へ這入って来ました。
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
お徳さんは、あのお
武家
(
さむらい
)
さんをどうなさるつもりでしょう。
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
昨夜
(
ゆうべ
)
お
前
(
めえ
)
は、
既
(
すんで
)
に
捕捉
(
とっつかま
)
って、ポカリとやられちまう処だッたんだ、
以前
(
もと
)
はお
武家
(
さむらい
)
で、
剣術
(
やっとう
)
の先生だから、処がモウ年を取ってお
在
(
いで
)
なさるから、
忍耐
(
がまん
)
をして今朝己を呼びによこしたんだが
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“武家”の意味
《名詞》
武 家(ぶけ)
武士。武士の家柄。
(出典:Wiktionary)
“武家”の解説
武家(ぶけ)は、日本における軍事を主務とする官職を持った家系・家柄の総称。江戸時代には武家官位を持つ家系をいう。広義的に現代では武士一般を指すこともある。
(出典:Wikipedia)
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“武家”で始まる語句
武家方
武家様
武家邸
武家出
武家坡
武家育
武家奉公
武家屋敷
武家式事
武家扮装