“此状”の読み方と例文
読み方割合
このさま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
復浪が来て、今度は馬の腹までも噛まうとする。馬はそれでも平気である、相不変ズン/\進んで来る。肇さんは驚きの目を睜ツて、珍らし気に此状このさまを眺めて居た。
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
肇さんは驚きの目を睜つて、珍らし氣に此状このさまを眺めて居た。
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)