標茶しべちや)” の例文
標茶しべちやの驛あたりより驟雨になつた。車内では川湯温泉の驛長さんが乘り合はしてゐて、色々な旅の話に興じた。
明治十九年頃、安田一家がこゝに硫黄採取事業を經營して、標茶しべちやの驛まで運搬したものだと云ふことだ。