“樋口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひぐち72.7%
といぐち18.2%
ひのくち9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから又樋口ひぐちさんといふ門構への医者を覚えてゐる。最後にこの樋口さんの近所にピストル強盗清水定吉しみづさだきちの住んでゐたことを覚えてゐる。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そのような問題や思想の流れ込んだ少数な樋口といぐちの内でも大きなのはこの丸善の方数尺の書籍台であるかもしれない。
丸善と三越 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そして樋口ひのくちひがし洞院とういんの小川べりづたいに来て土橋を越え渡ると、大友が言った。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)