楊柏ようはく)” の例文
そこへ腹心の馬岱ばたいが、一箇の首級をもたらして来た。すなわち漢中軍の軍監楊柏ようはくの首だった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが、それを馬超が小耳にはさんで、楊柏ようはくに恨みをふくんだ。要らざることをいって水をさすやつだ——というわけである。楊柏は彼に殺されるかもしれないと思って恐れだした。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これを、一族の大将楊柏ようはくに相談すると、楊柏は
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)