“楊家店”の読み方と例文
読み方割合
ようかてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本は支那の劉家屯りゅうかとん楊家店ようかてんなどとは正反対に、地名に基いて家の名を作る来歴のある国であった。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
僕はその当時、日露戦争の従軍新聞記者として満洲の戦地にあって、この日は午後三時ごろに楊家店ようかてんという小さい村に行き着いた。前方は遼陽攻撃戦の最中で、首山堡しゅざんぽうの高地はまだ陥らない。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)