“梵音聲”の読み方と例文
新字:梵音声
読み方割合
ぼんおんじやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝに胸中無限の寂寞を藏して、識ますます明らかなる時、信の高原をわたる風の音は梵音聲ぼんおんじやうの響をたてる、詩人は青蓮の如きまなこをあげて、跡もなき風の行方を見送つたのであらう。
新しき声 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)