梅干茶うめぼしちゃ)” の例文
十時過ぎ、右の食堂で家族打寄り、梅干茶うめぼしちゃわん枯露柿ころがき今日きょう此家ここで正月を迎えた者は、主人夫妻、養女、旧臘から逗留中とうりゅうちゅうの秋田の小娘こむすめ、毎日仕事に来る片眼のかみさん。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)