桛杖かせづえ)” の例文
左の脚がほとんど股のつけ根のところから切れており、左の腋の下に桛杖かせづえ(註三四)を持っていて、それを驚くべく器用に扱い、それをあてて鳥のようにぴょんぴょん跳び𢌞っていた。
さあ、いつだって向って来い。やれる奴は彎刀カトラスを手に取れ。そうすりゃ、己は、桛杖かせづえをついちゃいるが、このパイプがからにならねえうちに、其奴そやつの臓腑がどんな色をしているか見てやろう。