柳斎りゅうさい)” の例文
住吉の具足師ぐそくし柳斎りゅうさいという者です。じつはこの奥河内のお武家や龍泉どのにも、毎度御用を
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わからいでか。そのわけは、あとでそちが以前親しくしていた具足師の柳斎りゅうさいから聞け」
「ならば、高氏さまへお取次ぎ下さい。具足師の柳斎りゅうさいですがと」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
柳斎りゅうさいだよ、おれは」
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)