“枸櫞酸”の読み方と例文
読み方割合
くえんさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今のような砂糖水一合へ枸櫞酸くえんさんの結晶したのなら半グラム、即ち一分三厘を溶かしてレモン油なら一滴橙皮油とうひゆなら半滴を落して冷しておいてもようございます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
二十人前なら一升のお湯へ枸櫞酸くえんさんの結晶したのを大匙軽く一杯位入れて、砂糖を半斤とゼラチンばかりなら四十枚りますけれども代価が高いからゼラチン十枚に寒天三本位使いましょう。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)