枯楊孽こようげつ)” の例文
俳句は享保に至りて芭蕉門の英俊多くは死し、支考、乙由おつゆうらが残喘ざんぜんを保ちてますます俗につるあるのみ。明和以後枯楊孽こようげつを生じてようやく春風に吹かれたる俳句は天明に至りてその盛をきわむ。
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)