“本所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんじょ78.9%
ほんじよ15.4%
ほんじょう5.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は本郷の叔父さんの家から僕と同じ本所ほんじょの第三中学校へかよっていた。彼が叔父さんの家にいたのは両親のいなかったためである。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
すぐばんつじ夜番よばんで、わたしつて、ぶるひをしたわかひとがある。本所ほんじよからからうじてのがれて避難ひなんをしてひとだつた。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
浪島文治が本所ほんじょう業平橋に居りましたゆえに人綽名あだなして業平文治と申しましたとも云い、又男がいから業平文治と申したとも仰しゃる方があります。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)