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末期
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いまわ
ふりがな文庫
“
末期
(
いまわ
)” の例文
そのまま久能は鼓を取り得ずに逃げ帰って間もなく息を引き取ったが、その
末期
(
いまわ
)
にこんなことを云った。
あやかしの鼓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
この時、
忽然
(
こつぜん
)
弓之進は、
以前
(
まえかた
)
死んだ葉之助が、「代りが来るのだ! 代りが来るのだ! 次に来る者はさらに偉い!」と
末期
(
いまわ
)
に臨んで叫んだことを
偶然
(
ゆくりなく
)
も思い出した。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
何だ、まだびくびくするか、往生際の見苦しい奴だ。「そんならどうでも助からぬか、
末期
(
いまわ
)
の際に次三郎
様
(
さん
)
にお目に
懸
(
かか
)
って、おのれの悪事をお知らせ申し
敵
(
かたき
)
が討って貰いたい。 ...
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
末期
(
いまわ
)
の
際
(
きわ
)
にタッタ一言……タタタ、タッタ一言……コレエ……」
芝居狂冒険
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“末期”の意味
《名詞1》
終わりに近い時期。最終の段階。
《名詞2》
末 期(まつご)
一生の終わりの時期。最期。
(出典:Wiktionary)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
期
常用漢字
小3
部首:⽉
12画
“末期”で始まる語句
末期養子
末期相