書巻川ふみまきがは)” の例文
僅かに昼夜を弁ずるのみなれば詮方せんかたなくて机を退け筆を投げ捨てて嘆息の余りに「ながらふるかひこそなけれ見えずなりし書巻川ふみまきがはに猶わたる世は」
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)