斯波高経しばたかつね)” の例文
「お案じなされますな。斯波高経しばたかつねの郎党百人ほどが守って、もう先の八橋やつはし宿しゅくまで行っておりまする」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
急に二人は左右へわかれ、一方の師直は、宿場端れに馬立ちしていた斯波高経しばたかつねの隊へ来て
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)