“換気孔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんきこう50.0%
ベンチレーション50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハンマーで打ちぬいて来たのは、一部がとなりの煙突にぬける換気孔かんきこうだった。それは漢青年をして、杭州にある気持を抱かせるについて、二階家の中に建築した彼の密閉室みっぺいしつ換気かんきを行う装置だった。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
窓枠の鋼鉄がニッケルのように光り、風が換気孔ベンチレーションを通るような音で吹きこんでくる。ちょうど旅客機で飛んでいるような感じだ。飛行長がうしろの小部屋から椅子をもって出てきた。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)