“採光窓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかりとり50.0%
さいこうまど50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが僕の想像するところでは、その原因が床の採光窓あかりとりだろうと思うね。ここから外壁の回転窓が見えるのだから、あれがちょうど階段の天井に当っているのだよ。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そこには、姉妹の室で見たと同じ採光窓あかりとりが床にあいていて、その上を太い粗目あらめの金網で覆うてあった。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
その錯覚さっかくは、次の驚きで、瞬間にケシ飛ばされた。鉄棒のはまっている石倉の採光窓さいこうまどの外へ、白い女の顔が、落ッこちたように隠れた。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)