だから、支那國に法を傳へんため、南印度の國王捺羅僧伽補多跋摩ナラシンハ、ポータ、ヷルマン王の舟師に將として支那に向はんとした將軍米准那の舟に乘られて本國を出發せられたのであります。
金剛智三蔵と将軍米准那 (旧字旧仮名) / 榊亮三郎(著)