“折花攀柳”の読み方と例文
読み方割合
せっかはんりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沼南は廃娼はいしょうを最後の使命としてたたかった。が、若い時には相応に折花攀柳せっかはんりゅうの風流に遊んだものだ。その時代の沼南の消息は易簀えきさく当時多くの新聞に伝えられた。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
けれど、お粂の嵐粂吉が、この甲府の柳町の小屋を打ってまだ日の浅いうちに、先生が安価な折花攀柳せっかはんりゅうをやったのは、あらそい難い事実であると見えまして
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)