手斧傷ちょうなきず)” の例文
二寸三寸の手斧傷ちょうなきずて居られるか居られぬか、破傷風がおそろしいか仕事のできぬが怖ろしいか、よしや片腕られたとて一切成就の暁までは駕籠かごに乗っても行かではいぬ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)