“扇骨”の読み方と例文
読み方割合
ほね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玩具など幌の扇骨ほねに結いつけてある。今日は十一月の十五日、七五三の宮詣みやもうでに東京に往った帰りと見える。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「なにしろ、凝ってこって凝り抜いたもんでわしょう? どうですい、この扇骨ほねの色は。十本物だが、磨きは、自慢じゃあねえが、蘭法でも、ちょいと新しい式でね、いや、職人泣かせでしたよ、まったく。」
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)