“戯談口”のいろいろな読み方と例文
旧字:戲談口
読み方割合
じょうだんぐち80.0%
じやうだんぐち20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ルピック夫人は、ほとんど戯談口じょうだんぐちをきかない。それでよその子供たちは、彼女のそばへ来ると用心をする。まず学校の先生程度に怖ろしいのである。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
一緒に飲んでいるものが利害関係のないのも彼れには心置きがなかった。彼れは酔うままに大きな声で戯談口じょうだんぐちをきいた。そういう時の彼れは大きな愚かな子供だった。
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
僕が戯談口じやうだんぐちをきくから、それが危いと云つて、君は警戒してゐたね。
ママ先生とその夫 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)