憎愛簡択ぞうあいかんたく)” の例文
乗円 は、は、でいゆすを造りしものが無うて、でいゆすく天地万象を造りしとな。然らばでいゆすは即ち五塵ごぢんくわい五蘊ごうんの泉、憎愛簡択ぞうあいかんたくの源とこそ見ゆれ。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)