慎黙しんもく)” の例文
勝家は根気よく一同の慎黙しんもくを慎黙にまかせておいた。さもあろうと、およそはこの場の成行きを予察していたもののようである。そしておもむろに威儀をあらためて口を切った。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)