“慈氏”の読み方と例文

読み方	割合
みろく	100.0%

みろく

かゝる文壇の慈氏（みろく）、詞場のメシヤスは果していつか出現すべき。獨逸にレツシングといふものありき。彼は筆戰の間に名を成して、屍（かばね）を馬革に裹（つゝ）まむの志を曠（むなし）うせざりき。

柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) ／ 森鴎外(著)

“慈氏”の意味

《固有名詞》

弥勒菩薩の異称。
(出典:Wiktionary)

“慈氏（弥勒菩薩）”の解説

弥勒菩薩（みろくぼさつ）、sa: maitreya（マイトレーヤ）、pi: metteyya（メッテイヤ、メッテッヤ）は仏教において、釈迦牟尼仏の次に現われる未来仏であり、大乗仏教では菩薩の一尊である。
弥勒は音写であり、「慈しみ」（sa: maitrī, pi: mettā）を語源とするため、慈氏菩薩（“慈しみ”という名の菩薩）とも意訳する。
三昧耶形は蓮華上の塔、賢瓶(水瓶)。種子（種子字）はयु(yu)。
(出典:Wikipedia)

慈	常用漢字 中学 部首:⼼ 13画
氏	常用漢字 小４ 部首:⽒ 4画