“意祁”の読み方と例文
読み方割合
おけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここを以ちて意祁おけの命、みづから下りいでまして、その御陵のかたへを少し掘りて還り上らして、復奏かへりごとしてまをさく、「既に掘り壞りぬ」とまをしたまひき。
かれその大長谷の天皇の御陵をやぶらむと思ほして、人を遣す時に、その同母兄いろせ意祁おけの命奏してまをさく
ここに市の邊の王の王子たち、意祁おけの王、袁祁をけの王二柱。この亂を聞かして、逃げ去りましき。かれ山代やましろ苅羽井かりはゐに到りまして、御かれひきこしめす時に、ける老人來てその御かれひりき。