悲裳カナシモ)” の例文
即ち茲では、サブシとカナシと一つ処に用ゐられてゐる。なほ、巻九の紀伊国にて作歌四首の中、(一七九六)には『黄葉もみぢばの過ぎにし子等と携はり遊びし磯を見れば悲裳カナシモ
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)