“御親”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みおや75.0%
おんみずか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
允文允武にまします歴代の天皇を御親みおやとし奉り、世界を「家」となす遠大な理想をかゝげ、赤子たるの光栄と本分とを忠誠の臣節に籠めて、ひたすら国運の発展と「うましき」国風くにぶりの充実に尽して来た
聖書だく子人の御親みおやの墓に伏して弥勒みろくの名をば夕に喚びぬ
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
後世の卜部うらべ進出時代はいさ知らず、是が皇室御親おんみずからの祭の年久としひさしい伝統までに、干与かんよし得べかりし理由はあり得ない。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
御親おんみずから国内の主要なる神祇じんぎを御祭りなされる式典として、疑う者もなかったようだが、もしそれならば是は朝廷の御事業であって、個々の稲耕作者たちの問題でなく、嘗の祭の一般共通性などは
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)