“御簾内”の読み方と例文
読み方割合
みすうち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天皇となりすまして、偽装の御座みくらに耐えていた花山院ノ師賢も、いまは御簾内みすうちにも居たたまれず、ほかの廷臣らと共にうろうろして
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして四人の仙童に命じ、たって宋江に御簾内みすうちの席をすすめた。錦繍きんしゅう椅子いすであった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)