御祈祷鳥ごきとうどり)” の例文
宇津木文之丞を木剣の一撃に打ちたおしたその夜、同門の人にやみうちを受けた霧の御坂の一夜、その夜、山の秘鳥、御祈祷鳥ごきとうどりが、降りかかるようにわが身辺に鳴いていた中を
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)