“御恩顧”の読み方と例文
読み方割合
ごおんこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日頃の御恩顧ごおんこに甘えて、真直ぐに、御当家に拝趨はいすういたした次第でござりますが——一松斎、年来の情誼じょうぎを忘れ、それがしを破門同様に扱いました限りは、拙者も意気地として、どうあっても
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
死亡承諾書、私永々御恩顧ごおんこ次第しだい有之候儘これありそうろうまま御都合ごつごうにより、何時いつにても死亡つかまつるべく候年月日フランドン畜舎ちくしゃ内、ヨークシャイヤ、フランドン農学校長殿どの とこれだけのことだがね
フランドン農学校の豚 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)