御停止ごちょうじ)” の例文
種彦は菱垣船ひしがきぶねや十組問屋仲間の御停止ごちょうじよりさしもに手堅い江戸中の豪家にして一朝いっちょうに破産するもののすくなくない事を聞知っていた処から
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「念仏は御停止ごちょうじでございます。左様なことをおっしゃっては御身にとりて一大事でございます。皆々御返事をしてはなりません」
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「えらい人のおかくれになる時は、みんなそうさ。それから喪を発すという事になるんだ。きッと、明日あしたあたりは鳴物御停止ごちょうじのお触れが出るぜ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
張っているが、なにしろ御停止ごちょうじの五十日が明けねえうちは、まあ商売休みも同然だ。そこで、早速だが、おまえさん達は竜濤寺の一件で出張って来なすったんだろうが、あいつはちっと難物だね
われらのく声——わたしたちの信も——都を中心として思うままには行きわたらなかったが、このたびの御停止ごちょうじと処罰によって、上人を初め、われらの末弟までが、諸州の山間僻地へきち
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「本来なら祭など、むしろ御停止ごちょうじが当然なのに」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御停止ごちょうじじゃ」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)