“從兄”のいろいろな読み方と例文
新字:従兄
読み方割合
いとこ77.8%
イトコ11.1%
にい5.6%
あに5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
周助さんも、手代の文治も、從兄(いとこ)の仲吉さんも、みんななりたい口で——へツ/\、でも持參金がなきやあ、主人は承知しません。
郎女樣のお從兄(イトコ)惠美の若子(ワクゴ)さまのお母(ハラ)樣も、當麻ノ眞人のお出(デ)ぢやげな——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
あなたの行末を思ふ伯母さん從兄(にい)さんの深慮は、既にあの不幸當時からその事を考へてゐらしたのでせう。いつぞや伯母さんが弘一さんのお墓の前でかう仰しやいました。
響 (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
大袈裟(おほげさ)に斬られて、庭先に轉げ落ちたのは丹之丞には遠い從弟で、綾野には直ぐの從兄(あに)に當る、針目正三郎の紅(あけ)に染んだ姿だつたのです。