トップ
>
徒輩
>
てあい
ふりがな文庫
“
徒輩
(
てあい
)” の例文
と、こう四人は、その中でも、毎晩のように詰かけて、碁には負けても、そのほうでは一歩も
退
(
ひ
)
かない意気を示している
徒輩
(
てあい
)
であった。
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
牛のように飲むことをもって酒飲みの本領と心得ている
徒輩
(
てあい
)
が、口端から、しずくをこぼしてまで我慢して、飲みくらをしている。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……もしやまたおまえもそんな
徒輩
(
てあい
)
の仲間に染み、不忠不孝の
曲者
(
しれもの
)
にでもなり終っては、ご先祖にあいすまぬと、日夜心をいためていたところへ、あの
石勇
(
せきゆう
)
という男がみえたので
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
輩
常用漢字
中学
部首:⾞
15画
“徒”で始まる語句
徒
徒歩
徒然
徒士
徒渉
徒爾
徒然草
徒事
徒労
徒弟