“後鳥羽院”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごとばいん75.0%
ごとばのいん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第三百十四回“佐渡へ”の中で、流謫るたくのお方を後鳥羽院ごとばいんとしたのは全く私の思いちがいで「順徳天皇」でなければならない。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第七節後鳥羽院ごとばいん関係の叙述の終近く、初版には「上皇の風雅であり、遊びであらせられる。しかしまたかくの如く困難な時代には、上皇には上皇の抒情があらせられる」
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
いや、承久ノ乱には、後鳥羽院ごとばのいん隠岐おきへ、順徳上皇を佐渡ヶ島へ、ほか親王方をも、仮借かしゃくなく牢舎にした北条氏の先例もある。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)