“後漢”の読み方と例文
読み方割合
ごかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後漢ごかんのむかし、曹操そうそうが、西涼軍せいりょうぐん北夷えびすの兵が自分らの行装に、おどろきの眼をみはって、指さし囁きあうのを見て、馬の上から
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
シナの後漢ごかんの官吏、馬融ばゆうは『忠経』を著わし、孔子の『孝経』にまねて、忠を論じている。それを、日本文に訳すると、つぎのとおりである。
けれど史中の人物を巧妙自在にらっして活躍させ、後漢ごかんの第十二代霊帝の代(わがちょうの成務天皇の御世、西暦百六十八年頃)から
三国志:01 序 (新字新仮名) / 吉川英治(著)