後刻のちほど)” の例文
なかなかそんなやさしいことはいっていられないです、どうか理屈は後刻のちほど承わりますから、応分の義捐金を願います。
厄払い (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
それでは私もとおりの方を、いずれ後刻のちほど、とこれをしおに。出しなにまた念のために、その後、坂田と云うのは来ませんか、と聞くと、アバ大人ですか、と書生は早や渾名を覚えた。ははは、来ましたよ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「これをお預かり下さい。後刻のちほど主人が参りますから」